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ドクターのためのインターネット講座 第14回

第14回 サービスコードは複数、集めてください

MEDIAPEX インターネット進化論 1999年11月1日 第206号 ©︎鈴木吉彦 医学博士

サービスコードは、複数集めます

 サービスコードは、1個あればMy Mediproの空間を利用することができます。My Mediproを、とりあえず利用してみよう、という方には、1個だけでも利用が可能になります。

 しかし、サービスコードには、今後さらに多くの付加的サービスが追加されていきます。多くの製薬企業が、このコードを識別として、各社のサービス提供を展開していくからです。つまり、A社のサービスコードを持てば、今後、A社が提供するインターネットサービスを受けやすくなります。B社のサービスコードを持てば、B社が提供するサービスを受けやすくなります。当然、A社とB社のサービスコードを持てば両社からのサービスを受けることになり、一方だけの場合よりも、受けるサービスが増えていくわけです。

 ですから多くのサービスを広く受けるためにも、製薬企業のサービスコードは、今後、複数個、集められることをお勧めします。特に、よく利用される薬剤の製薬会社のサービスコードを記入しておけば、普段利用する薬剤に関する多くの情報が収集しやすくなるはずです。

 複数個集めたサービスコードは、プロフィール登録画面のサービスコード覧に記入しておいてください(現在は10個まで記入する枠があります)。

複数のサービスコードを集めるとメリットが増えていきます

 サービスコードは、My Mediproの提携企業が、今後、各社独自のサービスを展開していく時に識別するためのコードです。例えば、A社のサービスコードを持っている利用者は、A社からみればA社の製品をよく利用していただいている顧客ということになります。ですから、A社が顧客に対し独自のサービスを提供したい場合は、このサービスコードを目安にします。それを持っている利用者だけがサービスを受けられることになります。

 また、今後、My Mediproにおける薬剤に関する情報、宣伝、MRとの連絡システム、特定の医学雑誌の閲覧などは、サービスコードを元に表示されていくことがあります。

製薬会社ごとに別々のサービスコードを覚える必要はありません

 専門家向けの医薬品情報は、医療関係者限定の空間で閲覧する必要があります。このためこれまで一部の製薬企業は、独自で医療関係者向けのIDとパスワードを配っていました。しかし最近では、それを受け取らない医療関係者が急増してきました。医療関係者、特に忙しい医師は沢山の製薬会社からIDとパスワードをもらっても、煩雑で覚えていられません。すぐに忘れてしまいます。だから受け取らないわけです。

 こういう場合でも、サービスコードは、覚えておく必要がないから便利です。製薬企業MRから受けとったサービスコードは、My Mediproのプロフィールのサービスコード覧に記入しておいてください。一度記入すれば、My Mediproのサーバ上に残されますから、その後は、覚えておく必要はありません。精神的には楽でしょう。 

 また、My Mediproの空間へ入るためのIDとパスワードは自分がよく利用しいているIDとパスワードを使ってください。そうすれば、忘れることが少なくなります。

Closed To Closedの特殊なリンクが設定してあります

 My Mediproの空間からは、提携している製薬企業の医療関係者限定の空間には、自由にリンクできます。その際に、あらためて製薬企業の医療関係者空間のIDとパスワードを思い出す必要はありません。そのためには特殊なリンクができる(Closed spaceからClosed spaceへリンクして飛べるためのもの)、特殊なプログラムを構築しています。

 つまり、このシステムを利用すると、My Mediproから、沢山の各製薬企業の医療関係者向けの空間に、IDとパスワードなしで訪問でき、いろいろな薬剤情報を検索閲覧できるわけです。My Mediproの空間にいったん入ってしまえば、各製薬企業の医療関係者限定空間に自由に行き来ができる、というこのシステムは、利用者にとっての面倒が少なく、製薬企業にとっても認証の手間が省ける、というように、さまざまなメリットがある世界最初のシステムです。

 My Mediproでの新規登録申し込みは、このサイトをご覧ください。(注:製薬会社のMRからサービスコードを入手できない場合、My Mediproのホームページ経由でお申し込みいただけます)

http://www.so-net.ne.jp/medipro/explain/submit.html

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