第13回 サービスコードの入手法とMy Mediproの登録方法
MEDIAPEX インターネット進化論 1999年10月1日 第204号 ©︎鈴木吉彦 医学博士
医療関係者かどうかを識別するコードです
サービスコードは、My Mediproのコンピュータが、訪問者が医療関係者かどうかを認識するためのコードです。では、このサービスコードはどのようにしたら入手できるのでしょうか?
その入手法と、それを使ったMy Mediproへの登録方法について解説いたします。
サービスコードの入手法
一般には、製薬企業がサービスしたい医療関係者に、「My Mediproと提携する製薬企業のMRからサービスコードが手渡しで渡されること」が原則です。手渡しされるのは、MRが持っている紙メディアや、CD-ROMなどに、その製薬企業のサービスコードが記入されています。ただし各製薬企業ごとにサービスコードは異なりますので、ご注意ください。
つまり、サービスコードを入手するには、My Mediproと提携する製薬企業に、「My Mediproを利用したいのだけれど、御社のサービスコードをくれないかね?」と依頼してください。そうすれば、その製薬企業のMRが、その会社独自のサービスコードを教えてくれるはずです。
もちろん、そのサービスコードは無料です。ですから、医療関係者であれば、誰でも気軽に入手してください。また、そのサービスコードは、将来その製薬企業が提供する情報サービスを受ける権利を得ることにつながります。多くのサービスコードを持っていれば、それだけ多くのサービスを受けることができる(=受ける権利を持つことができる)、ということになります。
どの製薬企業から入手できるのでしょう
My Mediproは、日本の代表的な製薬会社と提携しております。サービスコードを手渡しする製薬企業は、今後、どんどん増えていきます。提携予定の製薬企業は1999年現在で19社を超える予定です。表1には、1999年9月現在の提携会社を示していますが、毎月1社ずつ増えています。サービスコードを配布している製薬企業についての最新情報はインターネット上で、ご確認ください(参照URL=http://www.so-net.ne.jp/medipro/login.html)。
MRから入手しにくい場合So-netに申し込みます
サービスコードは、製薬企業のMRから入手するのが一般的な入手方法です。でも、看護師の方や、医療系の学生の方等、研究所にいて特定の製薬企業のMRとは接触できない医療関係者の方々もおられると思います。あるいは、職種上の違いで、製薬企業からサービスコードを入手することが困難な場合もあるかと思います。そうした場合は、My Mediproに直接、サービスコードの申し込みをすることもできます。
その場合、URL=http://www.so-net.ne.jp/medipro/explain/submit.htmlにアクセスしてください。このページにある送信用ページに必要事項を記入し、「送信」ボタンを押して、So-netのMedipro事務局へ送ります。送信用ページには勤務されている医療施設の名称、電話番号、貴方の電子メール(E-mail)adressを正確にご記入ください。
このスタイルで申し込みすると、その後、Medipro事務局から、申し込み者が医療関係施設で勤務している本人であるかどうか、を確認するための書類が、封筒にいれて郵送で届きます。医療施設が妥当かどうか、申し込み者が医療関係者に該当するかどうかは、Medipro事務局で専属担当者がチェックしています。学生は専門課程の学生であることが条件で、学生証などのコピーをファックスで送る必要があります。